Interview Cloud

万博や多店舗展開でも“スムーズな採用活動”を実現。AI ではなく"人"の面接を選んだ理由とは

企業様イメージ

株式会社ダイナック

コーポレート本部 後藤一輝様

他業種展開企業

飲食

選考の効率化

従業員数800名以上

日本全国に200店舗以上、50以上の業態を展開する多業態レストラン運営のほか、文化施設内レストランやゴルフ場などの受託運営も手掛ける『株式会社ダイナック』様。
今回は、現場の負担軽減と採用効率の向上を実現した、その導入背景と効果に迫ります。

AI面接では伝わらない。対面では時間がない──採用手法の見直しへ

―― Interview Cloudを導入される前、アルバイトの採用フローはどのような状況でしたか?

元々は対面での面接と、面接ボットを使ったWeb面接が主軸でした。ただ、Interview Cloud導入の約1年前にAI面接も一度導入していました。

AI面接は、応募者側も店舗側も「機械と喋っている」感覚になってしまい、特に飲食業で重視する表情の豊かさなどが見られないため、なかなか採用に繋がりませんでした。

―― 従来の対面面接やWeb面接では、どのような点が課題でしたか?

飲食業の特性上、面接可能な時間がランチとディナーの間の約2時間に限られる店舗が多く、学生がその時間に合わせて来店するのは難しい状況でした。また、終日営業の店舗では、責任者が面接のために抜けると店舗運営に支障が出るという課題もありました。 

正社員採用でも、以前は媒体から届く応募メールを現場へ転送し、現場主導で対応していましたが、返信が遅れたり、担当者が動けなかったりするケースがありました。そのため昨年から本部主導で面接を実施する体制に変更し、さらに土日の応募にも対応したいという理由から、Interview Cloudの導入を検討する流れとなりました。

導入後の劇的な変化:面接実施率の向上と時間削減効果

―― 導入後、現場のオペレーションはどのように変わりましたか?

一番大きかったのは、動画が届いてから内容を確認すればよくなったことです。以前は、面接の序盤で採用が難しいと判断した場合でも、対面やWebでは30分ほど面接を続ける必要がありましたが、その時間が削減できたのは大きいです。動画を通して、表情やコミュニケーションの取り方など、選考基準となるポイントを効率的に確認できるため、合否判断をスムーズに行えるようになりました。

―― 動画はどのようなタイミングで確認されているのでしょうか?

現場の店長たちは、休憩時間中に見ています。例えば、ランチが始まる前、あるいは午後の休憩時間に、ご飯を食べながら見ている、なんてこともあります。対面ではご飯を食べながら面接はできませんからね。

―― 導入前後で、面接実施率に変化はありましたか?

対面やWeb面接をしていた頃は、面接の予約率・実施率は28~29%程度でした。毎月3,000件の応募があっても、面接に進むのはその30%程度だったので、採用数はなかなか増えませんでした。

Interview Cloudになってからは、面接予約まで行く率が良い時だと60%まで上がる月もあります。

―― それは大きな改善ですね!採用数自体はいかがでしょうか?

採用数自体は正直、そこまで伸びていません。これは、応募者の希望シフトと店舗の求めるシフトが合わない、という条件のミスマッチが原因として多いです。ただ、以前は面接に進まなかった応募者の動画も確認できるようになり、その中から選べるようになったという点では改善されています。

横展開の秘訣は「現場の口コミ」

―― 現在、230店舗で導入いただいているとのことですが、どのようにして全店舗展開に至ったのでしょうか?

元々は、新しいことに積極的なレストラン部門のユニットから試験的に導入が始まりました。

レストランユニットは全部入れる方針で進めていたのですが、その後にゴルフ場や山奥にあるような店舗での採用も課題になってきました。

面接のためだけに、車で30分山を登らないといけないみたいな場所があります。応募者の負担が大きいということで、ゴルフ場でも入れてみようとなりました。

最初は関東の一部営業からスタートしたのですが、そこで導入効果が出始めると、各店舗から導入希望の声が上がってきて、最終的には道の駅やサービスエリアを除いたほとんどのゴルフ場に入れました。

―― 導入店舗からの口コミで広まったということですか?

そうですね、それが大きかったです。ユニット長同士は会議もありますし、仲が良好なこともあり、自然と「最近採用で使っているらしいよ」という話で広まっていきました。

本部側からも「入れませんか」と発信はしていましたが、店舗側には「動画が届いたら見て、合格か不合格だけ判断して、あとは直接連絡してください」としか伝えなかったです。それならできそうだと感じてくれたのだと思います。

―― 導入時の反発はなかったのでしょうか?

「また新しいのが増えた」という感覚はあったようですが、「やります」と言ったらやるという方針なので、質問設計などは最初にきちんとプロットしたことで、その後の店舗展開はスムーズに進みました。

国内外で注目を浴びた一大イベント、大阪万博の大量採用を1人で対応可能に

── 万博採用でも活用いただいたとお聞きしました。どのような状況でしたか?

万博では、各店舗100人ずつ採用したいという目標がありました。担当者が1人で採用活動する必要があり、しかもオープンの準備も並行して進めなければならない状況でした。さすがに厳しい、ということでInterview Cloudの導入を決めました。

最初1〜2ヶ月で700件程度の応募が来ました。対面で700人の面接を1人で対応するのは絶対に無理ですよね。連絡だけで精一杯になってしまいます。Interview Cloudのおかげで、担当者1人で採用業務をやりきることができました。

また、万博採用では、経験に応じて時給が4種類あり、店舗ごとに4つの募集枠を作っていたのですが、Interview Cloudでその管理がしやすかったのも良かった点です。

── 今後のInterview Cloudの活用で考えていることはありますか?

社内の担当者間で、面談の振り返りで使えないかと考えています。AIが面談の状況を判断してコメントを付けてくれる機能などがあれば、人事間で情報を共有しやすくなるのでは、というアイデアです

── 今後、Interview Cloudの導入を検討されている企業様へ、アドバイスがあればお願いします。

採用競争が厳しくなってきている状況で、やはり応募後の最初の連絡が早ければ早いほど採用に繋がると思っています。

面接が終了すればすぐに通知も行きますし、応募者側も実際に担当者と面接する前に、面接前の準備として活用できるという効果もあると思います。特にスピードを重視する企業様や、面接の時間がなかなか取れない企業様(特に飲食業)には、一度入れてみるのがいいのではないかと思います。当社では導入して正解でした。

公開日:

2025.12.10

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